Xperia Zをさらに使いやすく NFCタグでワンタッチ切り替えソニー『Xperia Smart Tags』を使ってみた

On 2013/03/05 by masato

『Xperia Smart Tags』は便利でお洒落なアイテム。

最近では、NFC搭載モデルのスマートフォンが日本でもたくさん売られるようになりました。NFC（Near Field Communication）は「かざす」だけで誰でも簡単にデータ通信が可能になる技術で、搭載された機器同士を連携させることで音楽や写真など、あらゆるデータのやり取りができるようになる便利なツールです。

2月に発売された「Xperia Z（SO-02E）」にもこのNFCが搭載され、ソニーのあらゆる製品とも連携がとれるようになったことでさらなる利便性の向上を期待し、すでに海外で発売されていたNFCタグ「Xperia Smart Tags」の国内発売を待ち望んでいました。きっと出ると思っていました。

ところが、未だに噂すら聞こえてこないので待ちきれずに輸入して買っちゃいましたよ（笑）

『Xperia Smart Tags』

こんな具合に、NFCタグにスマートフォンをかざすだけでWi-FiやBluetoothなど、その場に最適な設定状態にワンタッチで切り替えることができるようになります。

これがやりたかったんです！NFC搭載のスマートフォンを購入してこんな生活を夢見てました（笑）

普段はiPhone 5をメインに使っていますが、これらの機能はいっさい使うことができないので悶々としていました。外出時には毎度Wi-FiやBluetoothを切り替えたりと、かなり面倒で手間が必要だったんです。必要な時にだけ必要な機能を使う、当然のことですよね？すべて起動させておけば切り替える必要はありませんが、バッテリーが持つはずがありません…

Xperia Smart Tagsを使えばもう楽ちん。必要な場面でワンタッチするだけ。それだけで、スマーフォンの設定を場面に最適な状態に早変わりさせることができます。

小さくて可愛いデザイン

タグの大きさは100円玉よりもちょっと大きいくらい、500円玉と同じほどでしょうか。

カラーはホワイト、ブラック、レッド、ブルーの4色。TPOに合わせて4つを使い分けることができます。丸くてどれも可愛い(≧∇≦)/

Xperia「スマートコネクト」機能を活用しよう

今回はXperia Z端末の使用を前提に話をすすめていきますね。

Xperia Smart Tagsを端末裏のFeliCaマーク部分にかざすと、「スマートコネクト(LiveWare™ マネージャ)」が立ち上がります。このスマートコネクトでは、スマートフォンを別のデバイスに接続した時の動作を決めることができ、Android4.0以降の端末で利用が可能。NFCタグとの連携以外にも、ヘッドセットやヘッドフォン、充電に繋いだ時に開始する動作も設定して利用することができるとても賢いやつなんです。

デフォルトでは「自宅」「オフィス」「車」「寝室」がイベントとして登録されていますが、各イベントの細かい設定は変更・追加ができるようになっているので、自分の好きなようにカスタマイズしちゃいましょう。

「かざしたら何をするのか」を細かく設定します。たとえば、外出時にはWi-FiやBluetoothをオフ、GPSをオンにしてマナーモードに切り替えるといった設定をイベントごとに各項目（アクション）を追加・変更して組み合わせます。イベントをシチュエーションにあわせて追加も可能です。

「Webページを開く」「テキストメッセージの送信」「トラック（音楽）を再生」「直接発信（電話）」など、かなり具体的なアクションまで設定することができるので、組み合わせ次第では無数のパターンを自分好みに作り上げることができるようになります。ひとつのNFCタグに「開始アクション」と「終了アクション」の2つを設定して使いましょう。

このNFCタグでのワンタッチ切り替えはXperiaのロックを解除した状態で使うことになり、ロックしたまま（スリープ状態）では切り替えできないのがちょっと残念。あ、でもセキュリティを考えたらできない方がいいんですかね。

日本ではまだまだNFCの認知度は低いので、このようなアクセサリーを国内でも販売してなんとか盛り上げていってほしいですね。今後さらにいいものが出てくることを期待したいと思います。

とても便利なうえに、ちょっとお洒落なアイテムなのでぜひチェックしてみてください。

それではまたノシ