新型MacBook Air(2018)スペースグレイ フォトレビュー&旧モデル比較
約5年ぶりにPCを新調。旧MacBook Airから新型MacBook Airへ。
スペック構成は16GBメモリ、512GB SSD。カスタムモデルなので中国からの発送となり、到着したのは発売から5日後の11月12日。
ちなみにこれとまったく同じ構成のモデルが、発売当日にアップルストア店舗に在庫として販売されていたのは何かの間違いだろうか……。昔はデフォルトモデルかフルスペックモデルしか店舗に置いていなかったはずだが、今やカスタムモデルも店舗販売しているらしい。
「13インチMacBook Air – スペースグレイ」
今使っている旧MacBook Airは、当時、Apple銀座でフルスペックモデルで購入し、脇にかかえて電車に乗ったことを今でも覚えている。
あれからもうすぐ5年……。
……。
時間というのはほんとにあっという間だ。
同梱物は相変わらずシンプル。
ちなみにAppleステッカーはホワイトではなくシルバーだ! なお、ゴールドモデルにはゴールドカラーのAppleステッカーが入っている。
次に購入するならスペースグレイだとずっと前から決めていた。
そして、ついにMacBook Airも背面のAppleロゴが光らなくなってしまった……。まぁどっちでもいいけどw
やばい、めちゃめちゃカッコいい。MacBookとMacBook Proで取り入れていたデザインをAirにも採用したかたちだ。
あとで旧MacBook Airと比較しているが、13インチでありながら非常にコンパクトにまとまっている印象。
新MacBook AirではRetinaディスプレーを採用したほか、第3世代のバタフライキーボードを搭載している。
1日ほど使用した感じではやや打鍵音が気になるが、個人的にはじめてのキーボードタイプなので新鮮に感じる。おそらく慣れるのも時間の問題だろう。
旧MacBook Airよりもキーボード一つひとつの間隔が少しだけ狭くなっている。
あと、十字キーの上下の大きさは変わっていないのに押しづらいのはなぜだろう……(左右は大きくなっている)。
新型では電源キーの位置に「Touch ID」が搭載され、起動時のログインやネット通販での決済(Apple Pay)などで利用できるようになった。
“MacBook Air”のロゴは健在だ。
本体の左側面にThunderbolt 3(USB-C)ポートが2つ。
右側面は3.5mmヘッドフォンジャックのみ。USB-Cポートもう一つほしかった……。
MacBookには及ばないものの、新型MacBook Airも十分薄い。
性能は中途半端かもしれないが、自分にはちょうどよく、むしろ旧モデルと比べれば大幅なアップデートになる。
画面のベゼルが狭くなり、これまでシルバーだった縁も他のMacBookシリーズにあわせてブラックに統一された。
やはりRetinaディスプレーは美しい。
何年も前からRetina搭載のMacBook Airが出ると言われ続けてきたが、今年になってようやく実現したかたちだ。少し遅い気もするが……。
旧MacBook Airと比較
ここから旧モデルと比較していこう。
説明するまでもなく、実際に並べてみるとこれだけ違うのがわかる。同じ13インチとは思えないほどだ。
次に横から。ディスプレーの高さが違うのがわかる。
こうするとわかりやすい。
ベゼルの幅も、画面のドットの細かさもまったく違う。
続いてキーボード部分。キー一つひとつの間隔が新型では狭くなっている。
だが、間隔が狭いからと言って打ちづらいという感覚はそれほどないように思う。
トラックパッドはサイズ変更されて大きくなり、これまでの押し込んでクリックする仕様から圧力感知機能を搭載した感圧タッチトラックパッドに変更された。
そして新旧で重ねてみるとこんな感じ。
アップルが得意の“ディスプレーサイズをそのままに筐体サイズを小さく”するのは、iPhoneやiPadにも取り入れているお家芸だ。
というわけでフォトレビューは以上となる。
新しいmacOS「Mojave」も特に不具合なく動作しているので、仕事にも支障なく使えそうだ。今回の新型MacBook Airは、MacBookではスペック不足だがMacBook Proでは逆にオーバースペックという人に向いているマシンだろう。
5Kディスプレーを1台、最大2台の4Kディスプレーにも対応しているので意外とパワフル。まさに万人向けのマシンといえる。
ぜひチェックしてみてほしい。それではまた!
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