ついにiPhone X発売!シルバーは思った以上にホワイトだった
2017年11月3日、iPhone発売から10周年を迎えるアップルが「iPhone X」を発売した。
今年もApple Online StoreからSIMフリーモデルを購入したので、さっそく外観レビューをお届けしたい。
Apple iPhone X 256GB シルバー
ギリギリまでスペースグレイとどちらを買うか迷ったが、iPhone 7ではジェットブラックを購入したので今回は心機一転、シルバーを選択した。ちなみに、シルバーとスペースグレイともにパッケージは同じように見えるが、実は描かれているiPhone Xの壁紙が違う。
ただ、両モデルのパッケージを並べて見比べないと違いがわからないだろう(笑)。
このようにシルバーとスペースグレイではパッケージが違う。
シルバーモデルも画面のベゼル部分が黒くなっているので、表側だとスペースグレイと見分けがつかない。ついにiPhoneも待ちに待った全画面かぁ。
付属品はiPhone 8シリーズと同じ。
「AirPodsが付属するのでは?」という噂があったあの頃が懐かしい。相当コストが下がれば実現しそうだが。
我慢できずに電源をオン。このワクワク感は本当に久々だ。
“シルバー”とはいえ、言われなければ普通にホワイトモデルと勘違いするほど白い。これは発表時のハンズオンを見たときから感じていたことだが、ここまで白寄りでなければスペースグレイを選んでいたかもしれない。
見てすぐにわかるとおり、iPhone Xでは背面のカメラが縦に配置されているのが特徴だ。カメラまわりもボディのシルバーにあわせてほしかったが、あえて違う色のほうが“iPhone Xアピール”ができることに気が付いた今、これで良かったと思っている。
ホームボタンが廃止されたこと以外、そのほかのボタンに関して大きな変更はないが、右側にある電源ボタンが2倍近く大きくなっているのは、これまで以上に重要な位置づけになったことを意味する。Apple PayやSiriなどの起動はここで行なう。
Lightning端子は引き続き採用。一部でUSB Type-Cに切り替わる話もあったが、Lightningよりも端子が大きいため、iPhone本体の厚みが大きく増すデメリットがあるので採用は難しいだろう。むしろ、将来的にはワイヤレス充電の速度向上によりLightning端子さえ廃止される可能性もある。
ボディのサイド部分は、iPhone 3GSのようなメタリックな仕上がりになっている。シルバーモデルは新しいデザインを採用しつつも、どこか懐かしさも感じられる。
iPhone 8シリーズから背面にあった「総務省指定 MIC/KS」の刻印がなくなり、「Designed by Apple in California Assembled in China」も綺麗に消え去った。もちろん、キャリのロゴもない(笑)。
iPhone 7 ジェットブラックと比較
iPhone 7と比較すると、iPhone Xは幅、高さ、厚さ、重さすべてにおいてやや増している。
ディスプレーサイズは、iPhone 7(4.7インチ)と比較してiPhone X(5.8インチ)が圧倒的に大きくなった。
カメラは見た目も機能も大幅に変更が加えられた。
というわけで、ようやくデザインが一新されたiPhoneを手にできてワクワクしている。一番気になっていた「Face ID」の認証精度は、何度か試してみて感じではとてもスムーズで、暗闇でもロック解除できたのには驚いた。あとは実際にApple Payを利用する際にうまく認証できるのか、この週末に試してみようと思う。
iPhone Xの在庫は思った以上に多いようで、11月中にはたくさんの人に行き渡ることが予想される。すでに店頭にも並んでいるはずなので、気になっている人はぜひ触ってみてはいかがだろうか。今年も残すところあと2ヵ月。iPhone Xを手放せない生活が続きそうだ。
それではまた!