スマホで鍵を開ける「スマートロック」最大の弱点を発見!マンション住人はメリットなし!?

On 2015/09/05 by masato

スマートロック

『Qrio』や『Ninja Lock』『Akerun』といった、スマホで自宅の鍵を管理できる「スマートロック」をすでに使っている人もいることだろう。Bluetooth連携に時間がかかったりとまだまだ改善点が多いものの、将来的にはこのようなツールが住宅業界で導入されていくことはほぼ間違いないと思われる。

マンションに住む人は注意!スマートロックは無意味!?

該当者はとっくに気が付いていると思うが、マンションに住んでいる人、特に入り口がオートロックになっている場合は要注意!なぜなら、ここで鍵を必ず出す必要があるため。つまり自宅の扉の前に着いた時点でその手には鍵を持っているのだ。

本来、スマートロックとは鍵を出さずにポケットからスマホをすっと出して簡単にロックを解除できるのが最大の特徴なのだが、今回見つけた弱点によってスマートロックのメリットを根底から覆すことになる。もちろん、鍵をシェアすることも不可能だ。

現に僕も自宅の鍵のほかに、マンションのオートロック用の鍵をもうひとつ持っているので、Qrioを購入したものの、まったくその意味がなくなってしまった……。これは先行予約したあとすぐに気がついていたが、スマートロックというものをどうしても試してみたかったのであまり深く考えずに購入。もうすぐ届くことになっている。

この弱点はほぼすべてのスマートロックに当てはまる

残念ながら、今回見つけた弱点はほぼすべてのスマートロック製品に当てはまると思われ、単独での解決はおそらく不可能だろう。スマートロックの恩恵を受けるには、はじめからマンションにシステムが導入された場所に住むしかない。なんとも皮肉なことに。

もうすぐ届くQrioは、デザインが好きなうえにどんな感じなのかぜひ試してみたいので、ちゃんと取り付けて使うつもりだ。それではまた。

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