ついにスタンドアロンVR「Lenovo Mirage Solo with Daydream」がやってきた!
つい先日、同じスタンドアロンのVR機「Oculus Go」が発売され話題になっているが、僕はこちらの「Lenovo Mirage Solo with Daydream」を購入したので今回はその外観レビューをお届けする。
Mirage Soloの発売日は5月11日で、価格は直販だと5万5296円。一方のOculus Goは、2万3800円(32GB版)からとMirage Soloの1/2以下! それでもMirage Soloを選んだ理由は、よりクオリティの高いVR体験がしたかったからだ。
パッケージ正面。
パッケージ側面。「Daydream」のロゴがある。
さっそく開けるとこんな感じ。
割りとシンプルなのは、スタンドアロン特有のワイヤレスで動作するため余計なケーブルがいっさい必要ないからだ。
このとおり、ケーブルが入っていない。
中身はこんな感じ。
ケーブルに見えるものは、充電用のUSBケーブルとイヤフォンだ。PCやディスプレーなどとはいっさい接続しないため、本当にケーブルが入っていない(しつこい)。
Mirage Soloの本体(HMD)がこちら。まるで「PS VR」だなと思ったのは僕だけではないはず。
横から。
右側面には電源ボタン、LEDインジケーター、オーディオジャック、音量ボタンがある。
そして左側面にはmicroSDカードスロット、USB Type-コネクターがある。
上部から。
Mirage Soloは頭部を前後で挟み込んで装着するイメージ。加えてフロントヘッドサポートがあるので、計3点で頭部を支えることになる。
正面から。
ちょっと見づらいが、WorldSense対応デュアル・モーション・トラッキング・カメラが2つある。ちなみにMirage Soloはこのほか、ジャイロセンサー、加速度センサー、電子コンパス、近接センサーを搭載しており、インサイドアウト方式を採用しているので部屋の中に別途外部センサーを設置する必要がない。かぶってすぐにVR体験が可能だ。
背面(斜め)から。
まさにゴーグル型になっていて、2つのレンズを覗き込んでVRを体験することになる。
背面にはストラップ調整ダイヤルがあり、回転させるだけで装着感を調整できる。頭が大きくても小さくても問題ない。
そしてこちらがモーション・トラッキング・コントローラー。
上からタッチパッド、アプリボタン、ホームボタンがあり、サイドにはボリュームボタンを配置している。
コントローラーはUSB Type-Cで充電できる。
この仕様は個人的に好印象で、Oculus Goのようにいちいち電池入れ替えるのは面倒だし、USB Type-CはPCやスマホでも同じケーブルを使いまわせるので不要なケーブルは箱に入れたままでいい。
コンパクトサイズだが小さすぎるということはないため、持ちづらさは感じない。ただ、タッチパッドの感度はもう少し頑張ってほしいところ。
まとめ
というわけで、Mirage Soloの外観を中心にざっと紹介してきたがいかがだっただろうか。
実際にかぶって試してみた第一印象としては、「重い」と感じた(汗)。それもそのはずで、重量は約645gもあり、PS VRの約600g(ケーブル含まず)よりも重いのだ。
その影響もあり、しっかり装着しないとずり落ちてくるので調整ダイヤルできつめにするのだが、それだと今度は顔が痛くなる。HMDにクッションがついているとはいえ、映画を1本最後まで観るのはツラいかもしれない。たぶん僕は無理だ。
ただ、スタンドアロンの良さは、何といってもかぶってすぐにVRの世界に行けること。これは、一度体験するとPS VRのようなゲーム機本体との接続が必要だったり、PCが必要だったりするタイプには戻れなくなるだろう。Mirage SoloはPS VRよりも価格が高いのに、僕がPS VRをスルーしてこちらを購入した理由はこれにある。
短時間で楽しめるVRゲームならMirage Soloは向いているかもしれないが、YouTubeや映画、ネット番組といった長時間装着して視聴するようなビューアー端末として使うなら、より重量の軽いOculus Goがいいかもしれない。
VR製品はとにかく実際に装着してみないとわからないことが多すぎるので、身近で持っている人がいれば借りるのが得策だろう(笑)。
気になった人はぜひチェックしてみてほしい。それではまた!
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